産地研修会 福井産地工場見学報告

  当協議会では、会員企業を対象に、繊維製品の生産現場を理解いただくことと、「モノ作りの大変さ」や「加工のプロセス」「情報共有の重要性」等について学ぶことを目的とした産地研修会を実施しています。

  第7回目の今回は営業や企画に携わる20名が参加し、歴史ある北陸福井産地から、サカイオーベックス株式会社(二日市工場)、福井経編興業株式会社、畑岡株式会社(足羽工業所)のご協力をいただき見学をすることが出来ました。

  サカイオーベックス株式会社(二日市工場)では染色加工工程を見学しました。福井県は比較的温暖で多湿の気候に恵まれ、染色に必要な水が豊富にあり染色に適している地域であるとのお話がありました。

 福井経編興業株式会社では繊維における「経編」の位置づけを学び、経編生地の製造工程を見学しました。経編生地の用途は、婦人・紳士外衣、婦人インナー、カーシート、水着、裏地、スポーツ外衣など幅広く利用されているが、現在は衣料品だけでなく、医療分野の開発・チャレンジもされているそうです。

  トリアセテート、複合織物について40年以上の歴史を持つ、畑岡株式会社(足羽工業所)では、高級婦人服地の企画から撚糸、製織まで一貫した生産工程を見学しました。

  今回の参加者は若手社員が多く、「自分の担当商材以外の生産工程が見られて勉強になった」「事業内容の異なった工場を1日で見学できてよかった」との声がありました。

  日本の繊維産地の方々がより完成度の高い繊維製品づくりを目指している姿勢に、改めて「現場を知ることの大切さ」に気付かされました。