第6回取引ガイドライン検討分科会開催報告

■開催日時:平成29年12月21日(木) 15:00~17:00
■開催場所:東京ファッションタウンビル(TFTビル)東館9階 9F会議室
■出席者:14名 
■議事内容
・「業務条件」に関する前回の討議内容確認
・「業務条件」の討議続きとこれまでのまとめ
■議事要旨
 前回に引き続き取引ガイドライン改定に向け、「業務条件の取り決め項目」の品質関連項目についての議論、意見集約を審議した。
・冒頭ガイドライン改定に向けて「仕入原価」の実態について確認する必要があること、またEビジネスの実態についてもガイドラインの改定を行うにあたり、現状の課題等を調査する必要がある旨事務局から説明からあった。
・ガイドラインは会社を動かすぐらいの影響力があると思う。
・ガイドラインを遵守し「もの作り」に真摯に取り組む企業を増やせるようなメッセージ性を持たせることができないか。
・CSR関連、人権についての取り組み状況については頻繁にチェックが入ってくるが工場への負担も大きい。ガイドラインでの位置付けは難しいか。
・海外の工場についてはルールの徹底が難しい面がある。他の会社と連携して改善をはかるきっかけとしてガイドラインが活用できれば良いと思う。
・納期直前でないと「発注書」の発行ができない業務上の流れが有り、「仮発注書」を発行するなどの課題がある。
・発注書発行前に数量、価格が変更されることは多い。
・品質検査は「必須項目」のみ行っている企業が多いのではないか。人の頻繁な入れ替わり、分業の進展など教育をする上で考慮すべき課題が多い。失敗事例発表の場はほしい。
・アゾ染料以外でも有害物質がある。「品質関連」で討議すべきと考える。

次回開催は3月に開催予定。