TAプロジェクト全体会議開催報告

■開催日時:平成30年4月18日(水) 14:00~16:00

■開催場所:東京ファッションタウンビル(TFTビル)東館9階 909研修室

■出席者:42名 

■議事内容
 TAプロジェクト「取引ガイドライン第三版」(案)の説明と質疑

■議事要旨
 昨年7月より開催した「TA取引ガイドライン検討分科会」で「取引ガイドライン第三版」改訂について議論を進めきた。今回、この分科会の議論を基に事務局で「取引ガイドライン第三版」の原案を作成し、「経営トップ合同会議」TAプロジェクト担当委員に対して説明を行った。

ガイドラインの主要改定点は下記の通り。
1.「第三版」改定主旨文章を追加。「歩引き」取引についての廃止、下請法運用基準・振興法の改定を踏まえた「自主行動計画」との関係について。
2.従来の「取引モデル編」と「取り決めを行う項目・内容の解説編」を一つに取りまとめ、「計画情報項目」や「業務条件確認項目」「発注書に記載すべき項目」等の標準を記載。
3.過去発刊された「取引ガイドライン」や新たなビジネスモデル、業務かサービスか不明で曖昧な業務、OEM取引を含む間接取引などについて検証。
4.平成21年10月の「経営トップ合同会議」で取り決められたTAG業務条件確認項目(TA-量販店)は、GMS各社が取引の適正化について課題解決に取り組んできた結果、TAプロジェクトで取り決めた内容と差異はなくなったとの判断から今回の第三版では記載から除外。
5.ユニフォーム商品取引「個別契約書」の例を追加。

今後、「経営トップ合同会議」委員に改訂版についての検討と法令遵守の観点から顧問弁護士等に検証を依頼している。改訂版について問題が無ければ近々公開する予定である。また縫製業ガイドライン検討分科会では7月末までに策定出来るよう取り組みを進めている。