第2回TAプロジェクト全体会議開催報告

■開催日時:平成30年8月28日(水) 15:00~17:00
■開催場所:東京ファッションタウンビル(TFTビル)東館9階 909研修室
■出席者:35名 
■議事内容
 TAプロジェクト「取引ガイドライン第三版」(案)の説明と質疑
■議事要旨
  昨年度から「TA取引ガイドライン検討分科会」と「縫製業ガイドライン検討分科会」で、「取引ガイドライン第二版」の改訂及び「TA-縫製業」におけるガイドライン策定にについて議論を進めきた。

 「TA取引ガイドライン検討分科会」では「取引ガイドライン第二版」改定についての議論の結果、「取引ガイドライン第三版」(案)を策定し、4月18日、第1回「TAプロジェクト全体会議」開催の会議で説明を行った。その席上、TAプロジェクト窓口責任者には、歩引き取引の廃止についての記載や業務条件項目、情報共有項目の内容等について説明をし、了解をいただいている。

  今回の全体会議では、現在の「取引ガイドライン第二版」には記載されていない、従来からの課題となっていた「縫製業ガイドライン」の内容及び染色加工業の生機取引に関する事項等を新たに付加したことについての説明を行った。

1.縫製業ガイドラインでは基本工賃・発注のプロセス・納期の在り方等サプライチェーンに関わるそれぞれの役割と責任について記載。委託加工契約書(例)を参考資料として掲載。
2.繊維産業技能実習事業協議会において「外国人技能実習の適正な実施等のための取組」が決定されたことを踏まえて、外国人技能実習生に関する法令の遵守について記載。
3.取引対象商品別編の生地取引編を「生地取引・染色加工編」とし、業務条件項目に染色加工特有の課題として、生機の染色加工等に関する取り決めについて記載。

  平成30年11月16日(金)開催の「第19回経営トップ合同会議」にて「取引ガイドライン第三版」(案)を提案し、その是非について議論を行う予定。