「平成24年度理事会」開催のご報告

   1月24日(木)「平成24年度理事会」を開催いたしました。開会にあたり馬場会長から『平成15年に、繊維産業界の課題解決を図るために立ち上げた「経営トップ合同会議」の活動は早いもので10年目に入りました。昨年の「ガイドライン」の聴き取り調査では、各企業とも、下請法の遵守、契約書の締結が当たり前なこととして、履行されておりましたが、下請法が適用されないところでは、「金利引き」といわれる商慣習がいまだに根強くありました。平成25年度は、引き続き「歩引き」の廃止と「金利引き」の適切な運用について活動を進めて参ります。

また、将来のEDI化を目指し「仕入・納品」伝票のフォーマットを取り決め、「SCM統一伝票」を策定し運用を進めております。この取り組みは、各社の業務の簡素化が進むだけでなく、業界の標準化にもつながります。皆様の企業や業界で積極的に利用されることをお願いいたします。

そして、生産供給に関わる「情報の共有化」の取り組みについて、昨年まで、業務系の非競争領域での「情報の共有化」について検討を重ねてまいりました。総論では異議はないものの、各論では各社の事情があり、「各論検討」ということになりました。当協議会では、この「各論検討」の中身について、課題の整理と具体策の策定に向けて取り組んで参ります。』と挨拶されました。

今回の理事会は平成25年度事業活動(原案)を中心に審議が行われ、下記の案件が承認されております。

(1)平成24年度事業中間報告

(2)平成24年度事業予算中間報告

(3)平成25年度事業計画(案) ※左記リンクをクリックすると、PDF文書にて御覧いただけます

(4)平成25年度事業予算(原案)