平成30年度第2回事業運営委員会開催報告
平成30年度の第2回事業運営委員会が下記の通り開催されました。
■ 開催日時:平成30年12月18日(火)14:00~15:40
■ 開催場所:TFTビル東館9階 9-E会議室
■ 出席者: 12名
■ 議事次第
1. 平成30年度事業途中経過報告と平成31年度事業計画(案)
2. 委員からの意見
3. 企業のCSR活動の取組について
4. 取引適正化推進分科会(仮称)について
■ 会議要旨
委員からは各企業のCSRの取組について意見交換がされた。(抜粋)
・社員の環境意識の啓発の一つとして、東京商工会議所が実施しているエコ検定を幹部社員全員が受けている。(小売り)
・2015年に海外の縫製工場監査を始めて、今年から国内工場もスタートした。取引全工場となるとマンパワー的にも費用的にも負担が大きい。現在は1万点以上の取引企業に実施している。(アパレル)
・社会貢献として、小学校にデザイナーやパタンナーが出向き衣服に興味を持ってもらえるような服育授業を行っている。(アパレル)
・2009年から不用な衣料品を回収する活動を実施している。(アパレル)
・海外の一部の縫製工場では、CSR監査で不備を指摘や改善を求めても、費用(設備投資)対効果(受注量・利益額)から受注を断られるケースもある。(商社)
・定期的に社員向けCSRラーニングを合格するまで実施している。(商社)
・2000年に繊維業界において環境、労働、消費者の観点における持続可能なサプライチェーンを経た製品に付与される認証「ブルーサイン」を取得した。(副資材)
・11月に経営会議とリンクしたCSRに関する分科会を立ち上げ、半年から1年後にはCSR方針を打ち立てる予定。(副資材)
・環境配慮、化学物質の管理、社会貢献の3つの観点で取り組んでいる。工業用水使用量の削減や廃熱の利用と回収などを実践。2000年からPRTR法対象化学物質を90%削減した。(染色加工)