「平成26年度第1回理事会」開催報告

「平成26年度第1回理事会」が1月28日(水)に東京ファッションタウン(TFT)ビルで開催されました。

開会にあたり馬場会長は、「発足以来、繊維ファッション産業界の全体最適を目指したSCM構築に取り組んできました。業界に存在していた多くの課題解決のため、平成15年に立ち上げた「経営トップ合同会議」は、現在、67社の経営トップが参加し、時代に対応した取り決め等について積極的に議論を進めています。昨年、実施した「取引ガイドライン聴き取り調査」結果では、基本契約書の締結や下請法の遵守については買い手、売り手の立場に関係なく実行されてきており、地道に進めてきた成果の表れと思います。

平成22年度からは「歩引き」取引の全廃を宣言し、活動を進めてきているが、一部の企業には未だに存続しているところもあります。今後も「歩引き」の全廃に向けた更なる活動を進め、業界全体の最重要課題として皆様と一緒に取り組んで行きたい。

27年度は「取引ガイドライン」に基づく「適正な取引」及び「情報の共有化」事業を推し進め、「取引ガイドライン聴き取り調査」や、企業間取引の合理性を追求し、相互のメリットが生じる「標準プラットホーム」の作成と運用に向けた取り組みを進めて参ります。」と挨拶されました。

今回の理事会は平成27年度事業活動(原案)を中心に審議が行われ、下記の案件が承認されました。

(1)平成26年度事業中間報告

(2)平成26年度事業予算中間報告

(3)平成27年度事業計画(原案)*左記リンクよりPDF文書にてご覧いただけます。

(4)平成27年度事業予算(原案)