「2015-TAプロジェクト 第8回ユニフォーム分科会」開催報告

■開催日時:平成27年12月15日(火)15:30~17:00

■開催場所:東京ファッションタウンビル(TFTビル)東館9階902研修室

■出席者: 38名

■議事内容:

  • (1)「経営トップ合同会議」報告
  • (2)各チーム活動報告
  • (3)LU協(レディスユニフォーム協議会)チーム会議報告
  • (4)「取引ガイドライン」推進に向けての取り組みについて提案と討議

■議事要旨 

  大澤委員長(オンワード商事株式会社 取締役会長)は「分科会参加企業だけでなく、いろいろな団体にも呼びかけて、引き続き取引ガイドラインの啓蒙活動を進めて行く。参加メンバーが全体を知ることで、適正な取引をすることで適正マージンを取り、そして、この業界を次の若い世代にバトンタッチしていくことが重要である。この分科会には川上から川下までの企業が存在するから、様々な事に取り組むことができる。行動を進めながら改善を行っていきたい。今後は現場に赴くことが更に大切になる」と挨拶された。

 引き続き、事務局から11月に開催された「経営トップ合同会議」における、経済産業省糟谷製造産業局長の挨拶、寺村繊維課長の講評による取引についての意見や、経営トップ委員からのユニフォーム分科会に関する意見について報告された。

 LU協(レディースユニフォーム協議会)チームでは、来年2月開催の各メーカーの展示会時期に来場する代理店を対象に「下請適正化講習会」「取引ガイドライン説明会」を開催する予定。

ユニフォーム業界全体の取引適正化を進めるためには、ユニフォームを着用するエンドユーザーの「取引ガイドライン」に対する理解が不可欠であるとの認識をした。

 「取引ガイドライン」掲載の基本契約書(例)は企業間取引における基本契約書のモデルのため、販売先とエンドユーザー(B to C)との契約書については、各チームがそれぞれの案を作成した。今後は、提示された案の内容について、必須項目の確認、順番等の再検討を行うこととした。

 来年以降も5チーム「ユニフォーム分科会・LU協・NUC(日本ユニフォームセンター)・日本被服工業組合連合会・百貨店法人外商部」に分かれて活動を実施することとした。