平成30年度通常総会開催のご報告

平成30年度通常総会を6月12日(火)に、東京・有明のTFTビルで開催いたしました。
総会には会員企業・団体約60名とご来賓として経済産業省製造産業局の杉山生活製品課長が出席しました。

開会に先立ち、馬場会長から「皆様のご努力により、基本契約書の締結や、『歩引き』取引の廃止に向けた活動が徐々にではあるが浸透してきた。昨年から、これまでの取り組みに加え、繊維業界の取引適正化に向けた活動を更に推し進めるため、日本繊維産業連盟と協同で『繊維産業の自主行動計画』を策定し、具体的に活動を進めている。
平成28年末には公正取引委員会から『下請法』等の運用基準の見直しが発表されたこともあり、より時代に合った『取引ガイドライン』とするべく、改定に向けて、現在、検討を進めている。流通や取引に関する慣行は、歴史的、社会的背景の中で形成されてきたものである。その在り方については、常に見直され、より良いものへと変化していくことが求められていると思う。」と挨拶がありました。

また、ご来賓の経済産業省杉山生活製品課長からは、繊維業界全体の公平公正なサプライチェーンへの取り組みや外国人技能実習制度における労働問題などについてお話があり、「繊維業界の取引はいろいろな意味で進展しているが、未だ道半ば。大企業から率先して責任あるサプライチェーンを築いて欲しい」との要請がありました。

議事では、「平成29年度事業報告及び決算報告」「平成30年度事業計画及び事業予算」「役員の改選」等についての審議が行われ、全ての議案について満場一致で承認されました。

詳細は下記をご参照ください。
 平成29年度事業報告
 平成30年度事業計画
 平成30年度役員名簿

[su_custom_gallery source=”media: 4432,4435″ limit=”19″ link=”lightbox” width=”310″ height=”210″]