第11回経営トップセミナー開催報告

  本年度の経営トップセミナーを3月6日東京ファッションタウンビルにて開催致しました。

  11回目となる今回は、講師に産経新聞「正論」元編集長でジャーナリストの上島嘉郎氏をお招きして「グローバリズムの奔流の中でー日本の活路はどこにある」をテーマにお話を伺いました。

  上島氏は淡々とした語り口で「事実」という言葉を繰り返しました。「『事実を知る』とは日本人は戦前と戦後の連続性を断ち切って教えられたことも影響しており、どのような歴史背景があったのか知らされていないことも多い」と述べ、戦後日本の言語空間についても触れました。

  また、「我々日本人は、歴史を見る際に今の価値観で判断しがちである。現在の価値観と当時の価値観を混同してはならない。」「戦争も外交も相手があって行われるもの。善悪の観点ではなく、日本人と他国の人々とは根本的な考え方が違うことを理解しておく必要がある。」と歴史を正しく知ることが、日本人としての誇りを取り戻すことになると述べました。

  参加者からは、「歴史の再認識が出来た」「最近なかなかメディアでは聞くことの出来ない内容をきくことができた」などの感想が寄せられました。

  当協議会では、今後も会員企業・団体の方々にお役に立つような題材を提供していく予定です。