第5回取引適正化推進分科会開催報告

■開催日時:令和元年12月12日(木) 15:00~16:30

■開催場所:TFTビル東館9階 9-E会議室

■議事内容:「適正取引ガイドライン チェックシート」について

■ 出席者:16名

■ 議事要旨:
前回までの課題を反映させ、取引ガイドラインの実践状況を確認するために行っている聴き取り調査をベースに「適正取引ガイドライン チェックシート(案)」を事務局より再提案し、意見を伺った。

課題のひとつである「評価は数値化できる内容」との意見を踏まえて、評価する基準を明確にするためにポイントなど点数制とした。また、新たに「確認する帳票等」等の項目が追加され、「必須回答」「任意回答」という条件を設け、「必須回答」には基準となる数値を明記した。

委員からは 基本契約書、発注書、歩引き、決済方法等、チェックシート案の設問に対して 企業規模の違いを勘案すべき、下請法適用時は別扱い等、具体的な意見や運用にかかわる課題等、様々な意見がだされた。

「チェックシートはあくまでも自己申告であり、第三者からみて納得してもらえるのか気になる」との意見に対して、「当協議会では毎年TAプロジェクト取引ガイドラインの実践・進捗状況について聞き取り調査を実施しており、自己申告だけではなくFace to Faceの面談も評価調査とする」旨が事務局より伝えられた。

引き続き、チェックシートのブラッシュアップと具体的な運用について議論を進めることとした。