第6回取引適正化推進分科会開催報告
■開催日時:令和2年8月4日(火) 15:00~16:40
■開催場所:TFTビル東館9階 909研修室
■議事内容:適正取引について
「取引ガイドライン第三版」に基づく適正な取引の基準について
■ 出席者:17名
■ 議事要旨:
コロナ禍の影響等で前回開催から時間が経ったこともあり、前回までの内容について再確認した。
適正取引のホワイトリスト作成(ホワイト宣言)の目的・意義について「各社のHP等に記載されている取引に関する方針等は、法令遵守して公正な取引を行う旨が記載されているが、公正な取引の具体的な内容・項目等は書かれていない。各社はチェックシートによって取引ガイドラインに規程されている主要な項目をチェックし、適正な取引を行っていることを確認することが出来る。合わせて、SCM推進協議会は対面調査である「聴き取り調査」を行い、その内容をチェックする。よって、各社は適正な取引を行っていることを宣言できると考える」と事務局から説明がされた。
委員からは「認定されるメリットの明確化が重要」「権威付けが必要」「認定を受けるための動力負担が大きすぎると考えられる」「経営トップ合同会議に参加していない企業が新たな取引をしたいと考えたときにホワイト企業のお墨付きが欲しいと思うのではないか」「認定されることで工場監査が免除されるのであれば意味はある」等の意見があった。
事務局から、運用フロー案についてホワイト宣言の有無を含めた4パターンと前回までの課題を修正したチェックシート案が提示された。
11月に開催予定の経営トップ合同会議にて、分科会としての方向性と具体的な運用等についてとりまとめて報告を予定している。次回は9月10日(木)開催予定。