第16回経営トップ合同会議開催のご報告

 11月20日、TOC有明コンベンションホールで「第16回経営トップ合同会議」を開催しました。会議には、参加企業67社の経営トップ、経済産業省の糟谷製造産業局長、寺村繊維課長、オブザーバーとして企業、業界団体等130名が参加しました。

 来賓として出席した糟谷製造産業局長はご挨拶の中で、「『歩引き』取引は協議会会員企業では概ね廃止されているようであるが、非会員企業間での取引では無くなっていない。『歩引き』が無くならない理由のひとつに手形の決済が多い事があげられる。世の中では新しい金融決済技術が続々と進展しているのに対し、繊維業界だけがいつまでも昔のような手形決済を行っていてよいものなのか考えなくてはいけないのではないか。」と商慣習とEDIシステムの導入についての問題点を指摘しました。

会議では、「歩引き」取引全廃への取り組み強化や環境変化に合わせた取引ガイドラインの見直し、情報共有のための標準プラットホーム導入に向けた課題検討などについて活発な議論が行われ、最後に今後の活動方針については、委員全員が賛成し具体的な活動を進めることになりました。

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