第20回経営トップ合同会議開催報告
11月14日、TOC有明コンベンションホールで「第20回経営トップ合同会議」を開催し、参加企業62社の経営トップ、経済産業省の大内審議官、オブザーバーとして企業、業界団体の方が参加しました。
20回目の節目を迎えた「経営トップ合同会議」は、繊維産業における様々な課題について、SCM構築を目的に、時代に対応する取引のルール策定する役割を担っています。また、参加企業は、経営トップの責任において、策定された取り決めについては実践・実行することの義務と責任を持つことが約束されています。
ご来賓の経済産業省の大内審議官は「アベノミクスの中でも取引適正化は大変重要な施策である。SCM推進協議会では『TAプロジェクト取引ガイドライン』『自主行動計画』『歩引き取引廃止宣言』など取引適正化に向けて取り組んでいる。繊維業界の取引適正化はまだまだ道半ば、粘り強い取組を引き続きお願いしたい。」とのご挨拶がありました。
会議では、TAプロジェクトの検討経緯と成果報告がされました。ガイドラインに基づく聞き取り調査報告、ガイドラインの普及活動、ユニフォーム分科会活動の他、新しく「取引適正化推進分科会」「情報化勉強会(仮称)」を立ち上げたことが報告されました。
なお、情報化勉強会開催に先駆けて、野村総合研究所の疋田時久氏よりIoTについて具体的な説明がされました。
また、新たなビジネスモデルが生まれる可能性も踏まえて、IoTに特化しその理解を深めることを目的とした「情報化勉強会(仮称)」では、「コネクテッド・インダストリーズ」の推進にも焦点を当て、新たに必要となる可能性もある「情報の共有化(標準化)」についても検証することが合意されました。
詳細につきましては、下記をご参照ください。