下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準改正

令和4年1月26日付で下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準が改正された。

労務費、原材料費、エネルギーコストの上昇を取引価格に反映しない取引は、下請法上の「買いたたき」に該当するおそれがあることを明確化するため、「下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」(平成15年公正取引委員会事務総長通達第18号)が改正された。

発注側は受注側からの価格転嫁要請があれば協議が必要となり、転嫁できない場合は書面、メール等での回答なしで、従来価格に据え置くことは出来なくなった。

「下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」新旧対照表

労務費,原材料費,エネルギーコストの上昇に関する下請法Q&A

下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準(公正取引委員会HP)

「パートナーシップによる価値創造のための転嫁円滑化施策パッケージ」に関する取組について(公正取引委員会HP)