令和4年度通常総会開催報告

去る6月15日、東京 有明のTFTビルにて令和4年度通常総会が開催された。

開会に先立ち、大澤会長から「これまで『取引ガイドライン』を策定し、その実効性を高めるため『聴き取り調査』に継続して取り組んできた結果、今日では、皆さまのご努力により、基本契約書の締結が当たり前になり、『歩引き』取引の廃止に向けた活動が浸透してきた。さらに、日本繊維産業連盟と協同して、『自主行動計画』を策定し、普及・啓発に努めると共に、フォローアップ調査に取り組んでいる。このような『取引の適正化』に向けた取り組みは、繊維ファッション産業界の『持続可能性』という点においても、大変重要だと考えている。流通や取引に関する慣行は、歴史的・社会的背景の中で形成されてきたものであり、その在り方については、常に見直され、より良いものへと変化していくことが求められている。当協議会では、これからも『取引の適正化』事業を積極的に進めて参りたいと思っている。」と挨拶があった。

令和4年度も引き続き「ガイドライン」「自主行動計画」を基本に、サプライチェーンにおける社会的責任とサステイナビリティを見据えた、「取引の適正化」事業に取り組んでいく。

各議案については原案どおり承認された。概要は以下のとおり。
令和3年度事業報告
令和4年度事業計画
令和4度役員