「平成25年度理事会」開催のご報告
1月23日(木)「平成25年度理事会」を開催しました。開会にあたり馬場会長から『取引の適正化を進めるために行っている「聴き取り調査」を本年度も実施したが、「基本契約書」を締結し、ビジネスを行うことが当たり前のことになってきている。
問題は「歩引き」が依然として存在していることで、「歩引き」取引は「代金の減額を誘発する要因になりかねない」行為、そして、契約書の締結の際には、不可欠な条文として記載を求める場合もあり「優越的地位の乱用」とも受け取られ、不透明で不適正な取引形態です。このようなことからも、下請法適用の有無に関わらず、違法的行為の可能性が極めて高い取引であると言われています。
これからは、繊維産業全体の課題として、廃止に向けた取り組みを進めていく必要があると考えており、本年は関連する業界団体にもご協力を得ながら、各団体傘下の会員企業にも、聴き取り調査をお願いしたい。
また、「情報の共有化」事業では、現在、受発注業務に関する新たな「標準プラットフォーム」の策定を進めているが、実証実験等を通じて課題の解決を図り、本年10月頃までには完成をさせる予定でいる。
本年も、繊維産業の構造改革を進めるために、取引の適正化事業、情報の共有化事業を積極的に進めて参りたい。』と挨拶致しました。
今回の理事会は平成26年度事業活動(原案)を中心に審議が行われ、下記の案件が承認されています。
(1)平成25年度事業中間報告
(2)平成25年度事業予算中間報告
(3)平成26年度の事業計画(原案) ※左記リンクをクリックすると、PDF文書にてご覧いただけます
(4)平成26年度事業予算(原案)